Wallet 01 Black
先日のナチュラルに続きWallet 01の手染め黒を製作中です。CROW DOGで使用している染料は革の表情を最大限活かすように透明感のある染め上がりがポイントになっております。そのためマットな染めに関しては2回染めなど染料を多めに重ねるのですが、革の下地によっては黒染料は他の色に比べ染料の入りが悪い。その結果色移りが激しく生じるので、乾燥後に洗いをかけたりしています。色止めにラッカーなどを吹き付ければ簡単なのですが、革本来の表情、質感などを大事にしているため色止めは避け、特殊な方法で仕上げをしております。自然な革艶、透明感のある染め色、極上のエイジングが得られる条件はこの行程で左右します。
2009.7.22
Wallet 01,04 Natural
以前ご紹介した制作中のコンチョが完成したので、ウォレット本体の制作にかかっています。業界の方にはまとめて制作した方がよいと言われるのですが、本数が増えた分だけ時間がかかってしまいます。ウォレット本体、コンチョ、パーツと全て手作りで行うため、一個作っても十個作っても一つの作品にかかる時間は同じ、なので一つ一つ気を抜かずに制作しています。不思議と出来上がった物は個々にそれぞれの表情をしていて、手に取る方々にもきっと解って頂ける。そう信じております。この後も続々とウォレット制作が続き、しばらくはこの話題だけになってしまいそうです。写真はφ45ミリのコンチョ、ライトブルーの綺麗なターコイズマウンテンの付いたコンチョ、ドロップ付きの打ち出しタイプのコンチョです。
NEW ITEM Comming soon !
トップページでもご案内しておりますニューアイテムの一部を少しだけご紹介。こちらは二つ折り財布になります。クラシックやビンテージをテーマとしたラインで、CROW DOGでは新しい試みですが齋藤宏幸(私)の中では初心にかえる...。
これまでの制作活動を振り返って『革』という物ををもう一度見直し、素材の良さを最大限に引き出した物作りと初期に養った仕立て技をミックスさせています。手染めムラ染め、ビンテージ加工などは現在の手法ですが新しい染め色や(ブルー、グリーンなど)焼き押しのクラシックスタンプなどは初めての試みです。普通のナチュラル(生成り)色の革がどこまで変わるかなど面白いところです。もちろん下地の革もベンズに劣らない物を使用していますので、エイジング(経年変化)もかなりな物です。この続きは新作アップの時にまた.....ちなみに写真はないのですが、内装(革裏面)は全面革張りとなっており贅沢な雰囲気です。
Handmade Concha
前回でも触れた新しいアイテムの制作続きに加えて、卸先のお客様用のウォレット・コンチョ達を制作中です。ウォレット用のコンチョはφ45ミリのタイプが人気で比較的制作回数が多いのです。ちょっと大きめな感じが人気なのでしょうか?よく目にするウォレット等に使われているモルガンダラーはφ36ミリくらいなので、それを超えて少し大きめとなると作るしかないという事です。ちまたではワックス(鋳造品)が多い中、CROW DOGは一つ一つが手作り...時間も手間もかかりますが、何よりもかなりの気合いと根気が必要な作業です。下の写真は試作で挑戦中の物、サンストーンという石を使用するのですがこれから何になるかはまだ未定です。
2009.7.10
Lander Ground Tribes
数少ない卸先の中でもCROW DOGの作品をメインで取り扱って下さっているショップ、『Lander Ground Tribes』様です。メーカー勤務時代からお付き合いさせて頂いて今年で8年位になります。いつも作品が完成するのをじっくり待って頂いて数年かけてCROW DOGアイテムを揃えています。今作れと言われても困るくらいの量です。ところで店内はと言いますと、ネイティブ関連商品が驚きの点数となっており、都内近郊ではこのストック数はお目にかかれないくらいで、今じゃ手に入らないレアな物もあったりします。そしてとても素晴らしいオリジナルのアクセサリーがあるのですが、これはまた次回に。
『Lander Ground Tribes』
*写真は2年前に撮影した物です、現在は店内のレイアウトが変更されております。右下の写真中の中央がCROW DOGの作品です。
Watch
毎度コンチョの話が続きますが、決してパーツ屋ではございません。また銀か革かというと正確には私は革の仕立屋です。 とりあえずご依頼頂いている時計です。ハンドメイドウォッチのLSB-201
のデザインをベースとした物で右側のヘッドとコンチョを使用します。元はlightningでも掲載して頂いたオーダーのペアウォッチが引き金になっています。ヘッドは既成のよく出回っている物ですが、ケースの中に入っている石はとてもきれいで私も気に入っております。仕上がりが楽しみです。
US Dollar 1921
依頼頂いたモルガンコインのベルトの制作です。オーダーを受けたのも久しぶりな感じがします。もともと革や銀に興味を持ち始めたのも渋カジブームの時代に、原宿のカリスマGさんが作ったこのアイテムが強烈だったから...。そんな事も一理あったり。たまたま通っていた高校が世田谷にあり、お洒落系男子(チーマー)とか多かった事も情報源となっていた。古い話ですね。そもそもモルガンコインとは1ドルコイン。自由の女神。デザイナーの名にちなんでモルガンダラーと呼ばれています。大量に発行されたコインで、現存数も多く年号別収集が人気です。カウントアップやカウントダウンなど1800年代のコインを年号順に13個並べたコインベルトなどは、コレクター的な要素がありますね。アメリカ合衆国が独立したのは1776年で、最初のコインが発行されたのは1792年、コインの歴史としては200年ほどしかありませんが、コイン収集が最も盛んな国として知られています。今回の依頼はイーグル(裏側)の面を表にということだったので現存数の多い1921年のハイクオリティーコインを使用してます。
ベルトの詳細はこちら
2009.6.30
本日よりダイアリーを開始します。ここでは工房での出来事や制作に関すること、素材のちょっとした豆知識などご紹介していく予定です。私事ですが文章は苦手でこの先お見苦しい箇所など出てくる事もあり、またいつまで続けられるかも解りませんが気長におつきあい頂ければと思います。
Handmade concha
ご好評頂いているハンドメイドコンチョはフラットな銀の板から作りあげていくお手製です。カタログなど作ったもののその日の気分や、その時のマイブームなどでデザインや柄をしょっちゅう変えてしまっています。特別な指定があれば別ですが...。革の作品に載せた瞬間に全体の表情がパッと変わる、作り手の楽しみでもあります。

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